私、失敗しない(つもりな)ので

有権利馬が強いかと言えば全くそんなことはなく、ハッキリ言って何を頼っていいのか分からないレベルの面々。10回走れば10回違う結果が出そうな印象で、そのうちの1回でも想定される馬ならば気楽に挑んでみても良い気がする。

◎ダイモーンは昇級してからサッパリだが、未勝利を買った際には今回人気サイドに数えられるコスモコラッジョを下している馬。ハイペースを番手から捻じ伏せた内容は悪くなく、少なくとも、コスモコラッジョを評価するならば無視してはいけない馬だ。

昇級初戦の東京マイルは時計も速すぎて何もできなかったが、ここ2戦に関しては難しい気性に加え、体調も本物ではなかったはず。休み明けの2走前は坂路2本で時計も4F544、562と明らかに手緩い調整。前走はコースでこそ乗ったが、これまた4Fから549と加減が見える調整だった。そこから比較すると、今週の3頭併せは明らかに調整を変えてきた要素。5F646の数字を見れば一目瞭然だが、気性を考慮し加減するのを止めて、むしろ攻める方向へシフトしている。これだけあからさまな方向転換なら変化を期待するに値する要素となり得るし、力の比較の上でも何とかなっていい相手関係ならば尚更というものだ。

勝負と言うよりは気楽な穴狙い。理詰めの根拠が存在するのなら委ねてみるのも悪くあるまい。