「何に重きを置くか…」

解っている範囲で何に重きを置いて予想を組み立てるかだが、この頭数で開幕週の馬場ならラスト3Fで速い脚を求められるのは必須。
ならば初戦で楽々と3F32秒7をマークしてみせたステルナティーアがここは一歩リードとみる。

何せ、前走のそれは動き出しも雑ならゴール前では早々と流してのもの。
決してフルスロットルで駆け抜けたわけではないのだ。
それでいて10秒台のラップを連発してしまうのだから、いくら時計の出やすい新潟コースでのものとはいえ一定以上の評価を与えるべきだろう。
というよりも、あの脚を場所を問わずに使えてこそG1馬ステルヴィオの全妹としてふさわしくないか。
将来的には兄以上に活躍すると信じて◎

一応の相手本線は、こちらも初戦圧勝のコマンドライン。
ただし、前走や調教から感じるのは切れるというより長く脚を使うタイプのような…
それならば新潟2歳Sで外から猛追して5着のスタニングローズ、好時計連発とこの中間の動きがまさしく一変しているケッツァーに妙味を感じる。