「見直す余地しかなし」

ここは難病を克服したムイトオブリガードが狙い目か。

復帰当初こそ坂路でソロッと様子をみるような調整ばかりだったが、ここ2戦は本来のコースメインのハードなメニューが復活。
もう既に脚元の不安は完全に解消していよう。
結果がついてこなかったのは他に理由があったからに他ならない。
2走前は荒れた馬場に距離不足、前走は内でゴチャついた挙句に展開不利と実は意外とハッキリしているのだ。

ならば見直す余地しかないのではないか。
今回は綺麗な開幕週の馬場で距離は2400メートル。
これで左回りなら文句なしのところだが、とはいえ5走前のレース振りなら右回りだからと極端に割り引く必要もあるまい。
実力発揮に申し分ない最低限の条件は整っていよう。

この中間も7歳馬ながら良くも悪くも挑戦的な姿勢を見せているように衰えた様子がないのも何より。
その上でG2勝ちの実績馬が人気薄とくれば買わない理由はむしろない。
底値のここで決めて欲しいところ。