スローの切れ味勝負なら！

ダノンキングリーとシュネルマイスターのどちらを本命にするか。

シュネルマイスターはＮＨＫマイルＣで勝ち、安田記念で３着だったが、ＮＨＫマイルＣは前半600メートル33秒7のハイペースを差し切り勝ち。安田記念は前半600メートル34秒9のスローに近い流れを伸びてきて３着。その時の勝ち馬がダノンキングリーで、この馬が３歳時に毎日王冠を勝った時もスローの決め手勝負。つまり、スローペースならダノンキングリー、ハイペースならシュネルマイスターが上位にくるだろう。

今回はどうか？トーラスジェミニが行くにしても、ダイワキャグニーが行くにしても、極端に速いペースにはならないと見て、◎ダノンキングリー、〇シュネルマイスターとした。で、スローの瞬発力勝負になれば▲カデナが怖い。今年の安田記念では、外有利の馬場、悪い内を通ったぶん６着だったが、一瞬上位にきそうな脚を使い、末脚は健在。宝塚記念でもいい脚を使っている。今の綺麗な馬場、内でじっと溜めて一瞬の脚を生かせれば馬券圏内があっても驚けない。