「成長した姿を見せる時！」

デビュー前から非凡なスピードを示していたハイプリーステスだが、当時は400キロ前後の馬体と明らかに体力が不足気味の状態であった。
それでも未勝利を脱出し更に使いながら上を目指していたのだが、やはり無理がたたったのだろう。
気難しいところばかりが目立つようになり調教段階からコントロール不全に…。

あれから約7ヶ月。
随分と変貌を遂げたように思う。
変に昂っている姿を見せなくなっただけでなく、DWコースで最後までシッカリとした脚取りでフィニッシュできるようになって帰ってきているのだ。
それこそ、かつてゴール前で必ずバタバタとなっていた姿が嘘のよう。
もちろん、好時計連発と最大の武器である高いスピード能力はそのままなのだから頼もしい。

確かな心身の成長が確認できるだけに、ここは久々でも期待しかなし。