リーチは黙って

春は勝負になる数値に達していなくても　どんな姿で皐月賞をむかえるのか内心楽しみにしていたディープモンスター。馬体重が減ってバランス崩れて見えて　春はもう無理かな　と思っていた。そんな状態で接触繰り返しながらも外から伸びは見せていた。
ダービーは状態も整わなかっただろうし　結果もレースぶりも仕方ない。
春はコースでも追っていたが　レース直前は坂路というパターン。どこか追い込めなかった印象であった。今回は休み明けもあるが　3週続けて同厩舎のオープン馬とコースで併せ馬。字面の調教過程をながめるだけでも随分と馬が変わったと見て良いだろう。
皐月賞ダービー馬不在で春の実績馬だったり　前哨戦で力つけた姿を見せた馬を中心に考えるのは当然の流れ。
ただ古馬になってからG1を勝つとしたら　その潜在能力を秘めているのはどの馬かとの視点で考えると◎を買ってみたくなった。
ダービーからの直行を狙うなんて　いわゆる常識外れの考え方。ただフィエールマンを菊花賞でとった身としては　とらわれなくなった。天皇賞春とて年明け出走していなくても　勝てるような技術進化を目の当たりにしてきたのだから。
今日はもう馬場や気候条件を考慮しても　答えが変わる要素がないので朝の時点で決断。　武豊騎手が菊花賞で4300勝を達成しないかな　とこっそりワクワクしながら1日過ごしてみたい。