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2021年に続いて日経新春杯は中京競馬場での施行となります。昨年は上位人気3頭が飛んで大波乱の決着となりましたが、勝ち馬ショウリュウイクゾと2着ミスマンマミーアの過去の戦績を調べると2頭ともコース実績や2200メートルで2勝していたように距離実績もありました。これは今年にも使える傾向ではないかと思います。

◎フライライクバードは中京の2200メートルで【2.1.0.0】で5走前の長良川特別は翌日の日経新春杯より速い時計で走破しています。1000メートル通過で1.5秒速く、上がりでもショウリュウイクゾを0.2秒上回っているので、この時点で重賞レベルだったことになります。その後のレース内容に不満は残るのですが、同じ舞台のムーンライトHはまたまた圧勝で中京の2200メートルの”鬼”でないかとさえ思われます。アルゼンチン共和国杯では勝ち馬から0.5秒離されたのですが、オーソリティーがジャパンカップで2着なので大きな割引材料とはならないでしょう。

○ステラヴェローチェは「ソフトな仕上げだった有馬記念より状態も動きもいい。神戸新聞杯で勝っている舞台だし、ここでは負けられない」と北村助手も必勝態勢でした。ただ、重賞2勝がともに不良馬場であること、バゴ産駒で本格化はもう少し先になりそうなこと、器用さがあるタイプでもないことを考慮すると馬券の軸にはできても確勝レベルとはいえないと判断しました。そこでフライライクバードの単複に妙味があると結論した次第です。

以下、同じ2200メートルのエリザベス女王杯で3着のクラヴェル、中京コースで【2.1.0.0】のダノンマジェスティ、フライライクバードと同じスクリーンヒーロー産駒で前走は流れが向かなかったマイネルウィルトスまで押えます。