たとえ行きそびれても

昇級組も含めて前走で馬券対象となった馬が６頭。そこそこのハイレベルで、軸馬探しもこの中からとなるが、もうひとつ注目ずべき点は、先へ行きたい馬がかなり多く揃っていることだ。もちろん、その先陣争いを制する馬が何かを突き止めることも必要だが、いずれにしろ好位から中団で流れに乗せた馬に展開の利はありそうだ。

◎はコスモカルナック。ここ２戦ともに、前を捉え切れずの３着だったことを鑑みて、もう少し前で運びたい、という陣営コメントも出ているが、冒頭で記したように激流も予想されるのなら、行きそびれてもむしろいいのではないか。浅めのブリンカーを着ける効果も少なからずあると見て、相手は手広く流してみたい。