「説は二つ…どっちかな？」

重賞勝ちの実績こそないものの、戦ってきた相手を考えれば、ここでは断然の存在。
ただし、2、3走前の精彩さを欠いたレース振りから「衰えている」という説もなくはない。
結局は前走のレース振りから判断するしかなかろう。

では、どうなのか？
確かに前走で負けた相手はOPでソコソコ程度の馬達。
この馬が本来の地力を発揮すれば、一捻りで済ませなければならない相手ではあった。
だが、前走というのは中間に順調さを欠いての約5ヶ月振りと常識的に考えるまでもなく万全とは言いがたいデキでのもの。
そんな状態で乱ペースを早目先頭という無茶をしながらも4着に踏ん張ったことこそが、衰えなどないという証拠となるのでは。

なので、衰え説は却下。
むしろ、この中間のハードさならば久々好走の反動は皆無、8分のデキを叩かれ順当に良化している説の方がよっぽど濃厚とみた。

ここが本領発揮の時！
ヒストリーメイカー◎