ポテンシャルとマイル適性の高さで

◎はダノンスコーピオン。

前走のアーリントンＣでは非凡な決め手を発揮して快勝したが、改めてポテンシャルの高さとマイル適性の確かさを示したと言える。２走前の東京、共同通信杯の７着惨敗は気になるところだが、主たる敗因は体調面にあったとみていいだろう。最後の直線では苦しがってモタれ気味となり、鞍上も無理をしていなかった。２着のジオグリフが皐月賞を制したように、今年もまた共同通信杯はレースレベル自体が高かったことを考えても、けっして悲観すべき内容ではなく、東京マイルが合わないということもないと考える。朝日杯ＦＳの３着もけっして力負けとは言えない内容だっただけに、ここでマイルの覇者となる可能性も高いと判断した。