武器があるなら狙うしかないでしょ！

桜花賞に引き続いて、◎はピンハイとした。

その桜花賞は、１３番人気で５着なら大善戦という見方もできるが、◎を打って馬券を買っていた身としては、あとコンマ１秒、何とかならなかったという思いが残る。ただ、ひとつだけ確認できたのは、馬群の中でもヒルむことなく狭いところも割って来れるだけの並外れた勝負根性。４００キロそこそこの小柄な馬体を逆利用して、センス十分の走りができることは、間違いなく“武器”である。

スローに流れた桜花賞を考えても、このオークスでのペースアップは考えにくく、距離が延びても馬群が固まって直線を迎える可能性は高い。そこでゴチャついたり、大外をブン回したりするのは、明らかにロスになる競馬となった時に、その武器が最大限に生きるのではないだろうか。