能力全開ならこの馬

Ｂコース替わり１週目に行われた桜花賞は内有利の馬場で、外枠に入った馬には厳しい競馬となった。ここでは桜花賞で枠順の差に泣いた馬の巻き返しに期待してみたい。

本命はナミュール。大外枠に入った同馬は、道中も外目を回り、３〜４コーナーの流れが速くなった所でも、外から脚を使わされる厳しい形を余儀なくされた。それで終いは甘くなったが、10着とはいえコンマ３秒差。これなら巻き返しは十分に可能だと思われる。

阪神ＪＦでは出遅れながらも４着、チューリップ賞でも直線でスムーズさを欠きながら、ゴール前では力強く伸びて完勝。これらの走りから、この世代で実力が最上位であることは疑いようがない。

今回は前走時よりもデキが上向いており、紛れの少ない東京コースが舞台。折り合いが鍵にはなるが、力を出し切れれば、桜花賞のコンマ３秒差くらいは軽く覆せるはず。

サークルオブライフとも迷ったが、こちらの方が折り合いに苦労しそうなイメージがあるので２番手評価とした。以下、桜花賞の外枠組を中心に、新興勢力も抑えつつ、馬券は手広く構えておきたい。