ノーカウント

本命はシュネルマイスター。前走のドバイターフでは崩れたが、陣営からは体調が整わなかったとの話も出ており、ここはノーカウントとして考えたい。今回もひと間隔あいたが、力は出せそうなデキにあり、前走のようなことはないと思われる。それ以前の走りを見ると、マイルＧ１では全て馬券に絡めており、このメンバーであれば、実力は一枚上のはず。

また、今回は何がなんでもハナという馬がおらず、流れが落ち着きそうにも思える。ある程度の位置が取れ、鋭い決め手を繰り出せる同馬なら、その点は問題なし。他には不安な要素は見当たらず、馬券の軸に最も信頼できるのはこの馬のように思える。

相手筆頭は近２走ともに前が開かなかったり、直線で躓いたりと力を出しきれていないファインルージュ。この馬もある程度の位置が取れ、速い脚が使えるので、十分に圏内だと思われるが、追い出してからの反応が今ひとつなので、テン乗りはマイナスのように思える。ここは２番手評価としたい。

３番手はイルーシヴパンサー。目下の充実ぶり、前走の突き抜け方からして、ここでも通用する可能性は高いが、今回も展開がカギになりそう。うまくハマらないと、このメンバーを相手に後方一気はさすがに難しいはず。ここは相手候補に留めたい。

以下、例年通りの混戦模様で、波乱決着の可能性も十分だと思うので、馬券は手広く流し、人気薄の激走に期待してみたい。