6/29(水)
大井
11R
帝王賞
ダ
2000m
20:10
自由形
“攻め”の調整!
500 P
99,000円の払戻し
予想印
◎【6】チュウワウィザード
〇【8】テーオーケインズ
▲【2】オメガパフューム
注【7】クリンチャー
△【9】メイショウハリオ
買い目
単勝
【6】 10,000円
馬連
【6】ー【8】 10,000円
【6】ー【2】 5,000円
【6】ー【7】 2,500円
【6】ー【9】 2,500円
3連単1着固定
1着【6】
2着【2】【7】【8】【9】
3着【2】【7】【8】【9】
12点 各500円
合計購入金額 | 36,000円 |
---|---|
返還金額 | 0円 |
払戻金額 | 99,000円 |
収支 | +63,000円 |
コメント(1145文字)
実績の総合評価ならテーオーケインズ。大井の適性ならばオメガパフューム。2頭とも強力なストロングポイントを持っており、共に前哨戦を59キロで快勝と、素直に筋道を立てれば本命の選択肢は2頭に絞られると言っても過言ではない。しかしながら本命はチュウワウィザードに託す。先の宝塚記念でも重視した「デキ」に注目してみた結論だ。
記録的な速さで梅雨明けとなった関東。例年、軽い馬場になりがちな当レースも今年は良馬場での開催となりそう。梅雨が明けただけならまだしも、その暑さは尋常ではなく、そうなってくると単純な力比較以上に重要になるのは体調である。チュウワウィザードは昨年と同じくドバイWCからの臨戦だが、昨年と今年とで攻め過程は随分と違うのだ。
昨年は6月3日の立ち上げから追い日に4本の時計、最終調整を土曜日に消化していたが、その内訳は坂路3本でCWが2本。今年は6月2日に立ち上げて追い日に4本、最終調整を土曜日に消化と一見の字面は同等だが、その内訳は坂路2本にCW2本、そして最終調整のBコース1本というもの。純粋に下での追い切りが1本多いのもそうだが、ジックリ数字などを見比べれば、負荷の掛け方が昨年と雲泥の差なのが分かってくる。
昨年は立ち上げから坂路→CW→CW→坂路→坂路という時計の出し方だったが、今年は坂路→坂路→CW→CW→Bという変遷。昨年は1週前の時点で調整はほぼ終えたような過程で、当週の追い日は坂路で58秒4という遅い時計。最終的には土曜日の坂路で51秒3という速い時計が出てはいたが、全体的に攻めの姿勢はあまり感じられなかった。それが今年は1週前、当週とCWで6Fからの追い切り。共に5F68秒台と数字が目立つ訳ではないが、2本とも川田騎手が跨っての追い切り(昨年は共に助手)であり、当週に限れば昨年の坂路58秒4とは雲泥の内容というのは改めて言うまでもないだろう。そして最終調整はBコースでの6F追い。時計が出やすいダートコースではあるが、5F66秒3と意欲的な内容であり、昨年よりも直前に長めを乗れている点は違いを目視できる所だろう。
昨年は初めての海外遠征後。立ち上げから競馬まで慎重に映る調整過程だったが、1年を経ての馬の成長もあるのだろう。今年は出走に整える調整ではなく、勝ちを掴む攻めの調整を積んできた。それが例年以上に暑いと言われている今夏であるならばデキに関しては申し分なしと評価して良いはずだ。
帝王賞では過去3年で2、3、6着と結果を出せてはいないが、掲示板に載れなかったのが攻め過程に一抹の不安があった昨年というのも合点がいくところ。頭数も落ち着いた今年は力を余す展開も考えづらく、世界を舞台に躍動した実力をいかんなく発揮してくるとみた。