ジャパンC　コントレイル

まず前走について矢作師は「距離的に向いておらず折り合いに苦労し今までにない苦戦となってしまった。その中でも２着馬を最後まで抜かせなかったし、強さを再認識した」

長距離戦を全力で走ったので、さすがにレース後にダメージはあった。「１１月５日に放牧先の大山で状態を確認し、見た目は回復していたのでジャパンカップ出走を決めた」と師。

先週の追い切りは(時計的には十分だったが)併せ馬で遅れた上に、馬体のハリがもうひとつだったと陣営。

１週前日曜の調教後に上向いてきて、今週火曜、水曜と一気に好状態に。数日だけで良化途上の状態から大幅に良化するのは珍しいこと。
「普通の馬なら１週前があのような状態だったら、これだけ戻ることはなかなかない。これがコントレイル」と師。

担当の金羅助手も「絶好調だった菊花賞の直前と同じくらいのデキになった」とホッとした表情で話していた。

鞍上の福永騎手は「優れた瞬発力と高い精神力を持っているが、まだ見せていない瞬発力がありそうだよ」と今まで以上のパフォーマンスが見られるかも。

枠順も絶好枠の後入れ６番。
史上最高クラスの３強が対戦する豪華な一戦。当日レースを楽しみたい。