爆発力を秘める！

◎ショウナンマグマ

ラジオNIKKEI賞は、過去10年の傾向をみても
牝馬が〔０.１.０.20〕と不振傾向で、
トップハンデを背負う馬も〔２.１.０.16〕と軸としては信頼を置きづらい状況。

それでは、好走パターンを探ってみると活躍が目立つのが“逃げ馬”の存在。
過去10年で逃げ馬の成績は〔１.１.３.５〕と半数が馬券に絡んでいるが、これをハンデ53キロの馬に絞ると〔１.１.２.１〕となり、単勝・複勝回収率ともに400％超え。

今年、上記データに該当するのがハンデ53キロの◎ショウナンマグマ。

1800ｍでは２戦２勝で、特に２走前の中山内回り1800ｍでは逃げて後続に８馬身差をつける大楽勝。

前走のプリンシパルＳでは、東京2000ｍの最内枠で外の先行勢から馬群に押し込められ、オーバーヒート。全く力を出し切れず終わってしまった。

元々、きさらぎ賞で引っ掛かって制御不能になったように、他馬からプレッシャーを受けて気分を損ねるとダメなタイプ。それは鞍上の菅原明良騎手も重々承知の上だろうし、今回は是が非でも逃げの手を打ってくるに違いない。

他に同型こそ多いが、スンナリとマイペースでハナを切れるようであれば、逃げ切りの可能性は十分にある。