昨年８月２０日が始まり

コントレイル
週明けの継続坂路チェックから。

新馬前のチェック、計５回。
初見は昨年の８月２０日。鋭い人は週明けなら４回では？と気付くでしょう。どうしても気になり９月１４日も坂路に出向き計５回。その前日は実にスムーズな動きでした。それでも中身には不満を残してチェックは終了する。

東スポ杯前のチェック、計２回。
１１月５日、１２日。このクールでは大きな変化こそなかったが順調に調整は進み、前回より少し中の変化はあった。

この頃はまだ母はダートだし短いとこかなぁと。兄弟もダート。まぁディープでどこまで距離をもたせるか？と否定的な見方もできた。

ホープフル前のチェック、計２回。
１２月１７日、２４日。１７日は、うーん？と心配をしたが、２４日は体もツヤも目に入り変な力みが消える。雰囲気の良さをここで初めて感じた。

結果、当然春が楽しみになる。

ぶっつけの皐月前のチェック、計４回。
初見は３月２４日。ツヤは一息、ハリも一息ではじまった。３月３１日、中の変化を感じツヤとハリが良くなった。４月７日、さすがに少し下がったが調整過程ではよくあること。４月１４日、ツヤの良さにホッととする。ただ最後までもう少し体にハリがあればなぁと。。

それで、あの勝ちかた。
担当者も「ほんとによく頑張ってくれた」と。ここが１番のポイントだったように思う。

ダービー前のチェック、計３回。
初見は５月１２日、まだ息遣いが悪く体も、、。５月１９日、走りに無駄がなくなりスムーズ。ただまだ体に不満。５月２６日、この日ももう少しボリュームがあればなぁと。。

それで、あの勝ちかた。

秋の初見は９月８日。
春は放牧から帰ってきてすぐのイメージはあまり良くなったのに、その変化に気づく。春とは違い、ましだった。翌週には全く力むことなくスムーズに上がってきてくれた。

前哨戦を勝った後の初見は１０月６日。
回復は早く変な気負いがない。
ただこの時も体がもっとよくなれば、という思いを残して三冠へ挑む。

レースはご存じの通り、心配した体重はマイナス。終始力んだ走りの中で最後まで抜かせることはなかった。

ここまで見てもらえば分かってもらえますよね。天井が見えないんです。

申し分ない、と感じたことがない。

これならと感じてしまえばそこがゴールかもしれない怖さがあり天井が見えていないチェックの楽しさはまだこれから。

この秋に走った距離を考えれば厳しいのはこの馬が１番ということも分かっている。それでも抜かせない根性に期待をできる状態なら、、。

１１月１７日のチェック
ツヤと体は悪くない。ハリもある。

申し分ない、と感じるときにはどんな馬になっているのか。

まずはここの走りを応援して
この先の変化を楽しみましょう。

長々と、、すいません。