「三強」崩しで二度目の栄光を掴め！

天皇賞（春）６番人気２着、香港ヴァーズ３番人気１着…◎グローリーヴェイズが大仕事をやってのける時は決まって「シーズン２戦目」だ。
その天皇賞（春）では今年の天皇賞（秋）でアーモンドアイを寸前の所まで追い詰めたフィエールマンとマッチレースを演じ、香港ヴァーズでは国内外の強豪を相手に３馬身半差の完勝。実力は「三強」をはじめ、空前絶後のメンバーが集まったここでも通用するレベルであることは確か。
前哨戦の京都大賞典でも結果を出したが、まとまりのないフォームで、追い出されてからはふらついていた。川田騎手も「返し馬は休み明けの雰囲気だった」とコメントしており、なんとか地力の違いでねじ伏せたというのが正しい。
他にも昨年の京都大賞典（６着）や今年の宝塚記念（17着）など長期休養明けで本領を発揮できないことはしばしば。間隔を詰めて使う今回こそグローリーヴェイズの「真の姿」が見られるはず。
京都外回りやシャティンなど直線の長いコースで結果を残してきており、初めての東京も望むところ。外差し傾向にある今の東京では絶好枠と言える大外・15番枠を引き、真っ向勝負でＧ１・２勝目を掴む。