過去の傾向からも…勝ち負けになる！

過去10年で３歳馬は【２０１９】の成績。勝った２頭はアエロリットとアイムユアーズ。アエロリットはＮＨＫマイルＣ勝ち、アイムユアーズはＧ１で２、３、４着があった。つまり、Ｇ１で勝ち負けの競馬をしていれば、クイーンＳはほぼ当確と言える。◎ウォーターナビレラは、出遅れて距離も長かったオークスこそ13着と大きく敗れたが、阪神ＪＦ３着、桜花賞２着の実績。札幌で新馬勝ちしているように洋芝適性は証明済で、好位で器用に立ち回れるタイプ。マイルがベストだと思うが、札幌なら1800メートルでも許容範囲。軽快なフットワークを見せて動きも良く、上位争い可能と見る。

○テルツェットは函館で行われた昨年のクイーンＳの勝ち馬。小回り平坦1800メートルは合っている。ただ、昨年は直前の雨で時計のかかる決着が味方した印象も。２週連続で函館のウッドで上々の時計をマークしているように仕上がりは良さそうだが、速い時計勝負になった時の対応が鍵。その分対抗の評価。

▲スライリーは厩舎の期待が高い馬だが、とにかく折り合いに難がある。「うちに前、ペルソナリテという馬がいて、あれも難しい馬だったけど、丹内騎手に変わっていい結果を出してくれたからね。予定より時計(最終追い切りの時計)は速くなったけど、スムーズに折り合っていたし、能力はあるのでなんとかいい結果を」と梅沢厩務員。"スムーズなら"の条件は付くが、穴はコレ。