目に見えない処の勝負

秋の大勝負を一つ勝ち切ってこのジャパンＣに臨む３冠馬３頭。その状態をシッカリ見極める事が馬券的中への近道。
まずアーモンドアイ。天皇賞のあとは、香港遠征が当初の予定だったはずだが、８冠を達成したことに加えて、コロナ過での遠征には条件が多いことを考え合わせてのジャパンＣ参戦。秋は２戦目だが、中３週のローテは不安の方が大きい。
コントレイルは、これからもっと強くなる馬ではあるが、三千の菊花賞はラストの激しいバトルでかなりの消耗があったハズ。秋３戦目で１週前の追い切りも一息に映った。
デアリングタクトは、ぶっつけで秋華賞を勝ったのだが、松山Ｊが本音は１度叩いて欲しかったと語っていたように、本質は叩き良化型。実際成長しているとはいえ、余裕残しの馬体。上積みはこれが一番。
過去の名牝との能力比較はオークス。上がり３Ｆ３３秒１は出色だが、東京２４００を２分２５秒０を切った全体時計の中で、これより速い上がりで勝ちきったのは、ジェンティルドンナ＜３２秒８＞とダービーのウォッカ＜３３秒０＞しかいない。直線でウロウロしながら名牝２頭に迫った末脚に期待が膨らむ。