頭が固いオトコ

多少の余裕残しでも◎セントオブゴールドの資質が２枚は上とみている。デビュー以来４戦全てで最速の上がりをマークしており、前走は不良馬場もモノともせず先行抜け出しで後続に５馬身差。組みしやすいメンバーであったことは否定しないが、脚質的に微妙にも思える中山での快走は能力が図抜けていたことの表れだろう。

ちなみに前残りを差し損ねた２走前のセントポーリア賞は勝ち馬がフローラＳ４着、白百合Ｓ２着と好走し、現在は２勝クラスも突破済み。２着馬は２走後にスプリングＳ５着、下した４着ヴァルコスは青葉賞で後にアルゼンチン共和国杯を圧勝するオーソリティとクビ差２着と接戦を演じていることから、負けはしたものの十分に価値のある３着であることは自明の理だろう。

使い込めない弱みはあれど、７頭立ての競馬なら体力勝負になる事は薄いし、純粋な脚力勝負に於いてヒケを取る馬は１頭も見当たらない。頭は堅いとみて良さそうだ。



相手はモクレレが濃厚だが、展開的な紛れも生じやすい少頭数。スケベ心を馬単に託してみるのも面白いかもしれない。