ダート替わりで！

◎サンライズジークのダート替わりに期待します。デビュー戦はディープインパクト最後の世代の1頭オープンファイアがインパクトのある差し切りを決めました。レースは3ハロン目から13.8-13.9-13.3とペースがグンと落ちて究極の切れ味勝負になったので単純に瞬発力で見劣っただけです。

ダートが合いそうなのはピッチ走法と母系からもいい方に出そうだからです。母プロヴィナージュは2008年のブラックエンブレムが勝った秋華賞で16番人気ながら3着の大穴をあけたり、サンスポ杯阪神牝馬S、クイーンS、朝日チャレンジCで2着があるように一般的には芝馬と認識されているかも知れません。ところが、父はクロフネと同じフレンチデュピティで未勝利と500万はダートで勝利、関東オークスでも2着しているのです。実際に2014年生まれの半姉メンターモード（父ルーラーシップ）は中央のダートで3勝しています。

エピファネイアの産駒の芝、ダート適性についても書いておきます。父シンボリクリスエスのイメージ以上にダートはあまり走っていませんが、大まかに適性をはかる目安としてサンデーサイレンスのクロスがあれば芝馬（デアリングタクト、エフフォーリア、スカイグルーヴ、オーソクレースなど多数）、なければダートもOKと判断しています。