前走の再現は可能。

　スタート直後に蛇行、コーナーでも首を振りながらの走り、４角でも大外を回る競馬で最後は大失速のデビュー戦でしたが、馬体を１０キロ絞ってきた２戦目では見違える動き、直線だけで２着馬を７馬身チギりました。確かに距離短縮も関係していたかもしれませんが、厩舎力であらゆる部分が修正されていた点から、再び１４００ｍに戻る今回で軽視するのは危険です。前回負かした２着馬がその後勝ち上がり、同日の２勝クラスの時計を上回っていたことも優秀ですが、１０年以上破られていなかった不良馬場でのレコードを良馬場で更新した点も見逃せません。レース間隔を踏まえれば坂路で単走２本は気になりますが、デビュー戦の体重にさえ戻っていないのをパドックで確認できれば、前走の再現は十分に可能のハズです。