狙うなら今回！？

◎ジャマンの近3走は間隔をあけながら出走しているのに馬体が減り続けて力を出し切れませんでした。それが夏場に放牧で充電した効果で「見違えるほどカイバ食いが良くなりました。今までのように調教で手加減する必要もなくなったし、休養前とは体調が全然違います。馬体重は20キロ以上増えての出走になると思いますけど、太目感はないですよ」と西岡助手でした。

デビューから2戦は後に活躍する馬と対戦しているので確認しておきましょう。新馬戦は逃げて上がり最速というだけで価値が高いですが、未勝利を勝ち上がったのは2着アドマイヤジェイ（4走後）、3着エリカフェリーチェ（次走）、8着エイシンデュエラー（5走後）、4着ヴァレーデラルナは次走で勝利し、夏の小倉のダートで3勝目、10着エグランタインは次走で勝利、1勝クラスを勝ったばかりで挑戦したローズSが7人気で3着、13着メイショウヒヅクリは3走後に勝ち上り、現2勝クラスです。

これだけでもかなりレベルの高い新馬戦だったことは明白ですが、更に凄いのはエリカ賞です。勝ち馬サトノヘリオスはスプリングSとラジオNIKKEI賞で3着、ヴェールランスは先週の中京の1勝クラスで勝利、6着アートハウスはローズSを快勝、7着ボルドグフーシュは神戸新聞杯で3着、10着フェーングロッテンは白百合SとラジオNIKKEI賞を連勝、新潟記念でも3着に入りました。

あらためて調べてみると後に走っている馬が多すぎて驚きました（笑）。ここから導かれる結論はジャマンが1勝クラスで終わる馬でないどころか、うまくいけばオープンまで出世できるポテンシャルを秘めているかも知れない！ということです。あくまで可能性ですが。狙うなら今回しかないというわけではないですが、とりあえず単勝10倍前後はつくという想定で買うことにします。

最大のライバルと思われた新馬戦でコスタボニータ（現3勝クラス）を負かしたアストロフィライトが取り消しました。これと3走前に僅差で芝替わりがよさそうなムーンリットナイトの人気がなさそうなのでワイドで遊んでみます。