今年は勝ち負け！超大穴は▲！

◎メイケイエールは昨年のスプリンターズＳでは負けて強しの４着。スタート後に外に逃避し、その後も掛かり気味に追い上げて行くチグハグすぎる競馬。それを考えると、潜在能力の高さを見せたと言える。今年に入り、馬具を工夫するなどして折り合い面に進境。前走のセントウルＳも、余力十分に抜け出しレコード勝ちと強かった。焦点は中２週での出走となるが、最終追い切りでは我慢の利いた走りを見せており、これなら問題ないというジャッジ。今年は勝ち負けになる。

○ナムラクレアは芝1200メートル４戦３勝。前走の北九州記念はスムーズさを欠いて脚を余したもの。中間に栗東坂路で49秒台をマークするなど更に地力を付けている印象。あとは初めての中山だけ。輸送や急坂など未知な面があり対抗の評価に落としたが、克服してＧ１制覇の可能性ももちろん高い。

ハマり待ちではあるが、▲ラヴィングアンサーが超大穴候補と見る。前走は開幕週の馬場、しかも直線ではチェアリングが外に膨れてきたことにより、その外を通らされてかなりロスの多い競馬。それでも上がり33秒1と自身の脚は使っている。２走前は直線で前が壁になり脚を余し、３走前は斤量59キロ、４走前はスタート後の不利など、近走の敗因はある。それでも終いは脚を使っているように８歳馬でも衰えなし。末脚の生きる展開や馬場なら…超人気薄が馬券圏内にくることが多いスプリンターズＳ。今年はこの馬かもしれない。