４カ月半のブランクも不安なし。

　鼻出血は前走時だけでしたが、これまでオリオンＳ１２着や高雄特別９着の惨敗後、一息入れてコース、併せ馬を主体にジックリ立て直してきた時には、いきなりから１着と結果を出してきました。４カ月半あけてきた今回も数々のＯＰ馬と膨大な併せ馬をウッドで消化してきましたし、仕上がりに関しては何ら不安はありません。恐らく当日は３走前に上がり最速の脚で同着だったカイザーバローズの方が人気の一角となりそうですが、前回のアクシデントを度外視して成績欄から削除すれば、カイザーバローズが新潟大賞典で一旦は並び差し返されクビ差の惜敗だった相手レッドガラン。この馬を大阪城Ｓでコンマ３秒差つけて完勝した点から計れば、人気程の力差はないと見てます。むしろ、折り合いに不安があるカイザーに対して、ペースの主導権を握れる当馬の方が展開面からのアドバンテージがあると見て良いでしょう。五分のスタートから但馬Ｓのように早めに後続を離して、カイザーの末脚を待ち構える形に持ち込みたいところです。