ここが絶好の狙い目！！

◎プラダリア

皐月賞と日本ダービーの勝ち馬はおろか２着馬までもが不在となった菊花賞はなんと65年ぶり…。
これだけで今年の菊花賞が混戦模様となっているのがよく分かるだろう。

昨年は前哨戦で力を出し切れなかったタイトルホルダー、前哨戦が長期休養明けだったオーソクレースが本番で巻き返して連対。

昨年と同じく本番は、２度の坂越えがあり、距離以上にスタミナが要求される阪神芝内回り3000ｍが舞台。前哨戦で力を出し切って本番でも連続好走するというのは、かなりタフな馬か余裕を持った仕上げでないと厳しい印象。

今年は前哨戦で人気になりながらも本来の力を発揮できず、本番で人気の盲点となりそうな◎プラダリアが最も狙い目だろう。

調教映像をみても、この中間は出走メンバーの中でも一番気配が良く見えたように、状態面に関しては回復に時間を要した前走時と雲泥の差。

元々、年明けデビューながら長丁場で素質開花し、春は青葉賞を完勝。ダービーでも５着に健闘した実力の持ち主。キャリアの重ね方を考えても、充実度を増すのはこの秋と見ていた。

スタミナが豊富にあり距離延長はむしろ歓迎で、ダービーのようなハイペースになりにくく、３角からロングスパートを求められるこの舞台なら、本馬の長くいい脚を持続できる強みがフルに生かせると判断。

内目のいい枠を引き、好位でロスなく立ち回れれば、池添兄弟タッグで悲願のＧＩ制覇も夢ではない！