今の福島向き！

◎ジアッシズはコースと坂路併用で10本以上の時計をマークして仕上がりに不安はありません。併せ馬では遅れたことがなく、体重63キロの助手が乗って調教に耐え抜いたことからも心身両面でもタフといえるでしょう。

ロードカナロア産駒の半兄アスクキングコング（2018年生まれ、栗東・梅田智厩舎）は芝の1200メートルで2勝、キンカメ産駒の半姉ヘライア（2017年生まれ、美浦・加藤征厩舎）はダートの1600メートルで３勝しています。母ウィケットキーパーは芝の1800から2000メートルで３勝しているので種牡馬の長所や特性を引き出す繁殖牝馬かも知れません。

父ロゴタイプは朝日杯FS、皐月賞、安田記念に勝っているように芝のマイルから2000メートルが適距離で少し上りを要するレースの方が持ち味が生きるタイプでした。最終週の荒れた馬場はぴったりのイメージで先行しての押し切りを期待しています。