パサパサのダートなら。

　前回はフワッと浮くスタートで加速できなかった影響もありましたが、常に追い通しの手応えに加えて鞭が入ることも多く、位置が取れない点がウィークポイント。しかし、ズブさを見せながらでも渋太く最後まで脚を使える所が長所であり、前回のように先団を一気に飲み込んでしまう決め手も魅力です。
　今回、人気の中心となるウシュバテソーロに１秒６もチギられた４走前では、かなり水を含む馬場でラスト２Ｆが１１秒５〜１１秒６と芝並みのキレ味を求められる決着でした。
　勝った前回もそうでしたが、今回と全く同じ条件だった昨年１２月の阪神では１２秒３〜１３秒２と大きくラップダウンする決着で、コンマ３秒差まで詰めて来れました。
　前走後は中７週あきましたが、先週までに３本の併せ馬をウッドでこなしてきましたし、直前では単走だったとはいえ上がりが３８秒６〜１１秒９とシッカリ最後まで動けています。
　当日はパサパサのダートで走れそうですし、ゴールへ向けてラップダウンする決着が予想される今回は前回同様にバテない末脚をみせてくれるハズです。