～２歳戦は俺に任せろ！～

◎ウンブライル

まずは２歳馬チェックで★８の牝馬トップ評価をしたウンブライル、ラヴェル、リバティアイランドが無事に２歳ＧＩに駒を進めてくれて担当者としては何より。

ウンブライルとラヴェルに関しては、新馬戦の内容から既にＧＩ級の資質があることは証明済み。個人的にはかなり悩ましかったが、アルテミスＳで本命にしたラヴェルがＧＩ級のキレ味があることがバレてしまったので、単勝妙味のありそうな◎ウンブライルを狙いたい。

なんといっても新馬戦で叩き出したレースの上がり５Ｆ“57秒６”の数字が破格。
この数字がどれほど凄いかというと、過去芝1400ｍの２歳新馬・未勝利戦において、レース上がり５Ｆ57秒６以内を計時したレースは本馬も含めて５戦あり、その勝ち馬の中にはコパノリチャード、モーリス、グレナディアガーズといったＧＩ馬たちが名を連ねている。

それをテンの１Ｆを除けば全て11秒台で刻むラップ構成の中、ノーステッキで楽に突き抜けてしまったのだから、スピード・瞬発力・持続力の違いをまざまざと見せつける内容だった。

前走のもみじＳはデキが万全とはいえない中、追走に苦労したが、直線に向いてからは楽に差し切る好内容。
２戦共にノーステッキで上がり最速をマークしたように、決め手はアルテミスＳの上位２頭にもヒケを取らない。

直線の長い外回りコースが舞台となるだけに瞬発力勝負になりやすい反面、位置取りの差やスムーズに加速できるかがポイントとなる。

デビューから1400ｍを使ってきた本馬にマイルの流れは却って好都合。外枠から揉まれずに、前を射程圏に入れて運べれば、一気に２歳牝馬の頂点に輝ける！