アクシデントさえなければ再度…。

　パドックでは落ち着いていた前走でしたが、肝心のゲート内で暴れてしまい、バランスを取るのに必至だった坂井騎手が右手でゲート柵を持っていた状態でスタートしての落馬、これは大袈裟にいえば当馬、乗り役には全く落ち度はなく、この状態でゲートを開けた側に全ての責任があるといってもと…。
　そして、条件戦だったその前のレースではソコソコ揃っていたメンバー相手にフワッと浮き上がるスタート、４角手前でも絶望的な位置でしたが、そこから強引に外へ出すとケタ違いの末脚で一気に突き抜けました。
　中６週あいたこの中間ですが、先週がウッドで未勝利が相手とはいえ、大きく追走しての大差先着。今週は坂路で悪い馬場だった影響もあり終いがかかったとはいえ、一旦はアタマ差出る勝負根性を見せていました。
　マイナスポイントがほぼ見当たらなかったことが確認できれば良馬場で走れそうな当日は、少々の後手を踏んでも鞍上さえ無事なら、自慢の末脚を再度見せてくれるハズです。