大逆転の「金」

ここ２戦が大敗だったヒロシゲゴールドだが、２走前は久々・太目残りに加えてトップハンデと大外枠。前走はそこから中９日の強行軍で今度は大幅馬体減。これでは仕方ない。

サウスヴィグラス産駒は大敗後でもケロッと巻き返してくるタイプが多く、ひとえにそれは前進気勢が強いから。ダート1200ｍの持ち時計はメンバー１位、テンの速さは人気のダンシングプリンスを上回る。更に１枠２番の絶好枠を引き、アッと言わせる逃げ切りに期待が高まる。

相手が絞りづらいというのもあって、馬券は均等流しにした。◎ヒロシゲゴールドが人気薄だから、それでも問題はないだろう。59キロでも侮れない新王者サブノジュニア、今春の千葉Ｓで１分９秒台の走破時計があるジャスティン、同型馬だが引き続き好調のダンシングプリンスはやはり押さえたい。流れ激化なら差し勢のレッドルゼルやテーオージーニアスにもチャンスはありそう。あとは適距離に戻るスズカコーズラインまでをマーク。