連勝狙える

ここはウインカーネリアンの連勝に期待。春先に１勝クラスを勝ち、皐月賞への抽選が通ると正攻法の競馬で４着に善戦。続くダービーでは力の差を見せつけられたが、鹿戸雄師はそのときから「本当に良くなるのはもっと先。でも、皐月賞の抽選に漏れたら一息入れて、ラジオNIKKEI賞に行くこともオーナーサイドと話していた」と素質は買っていた。２走前の札幌戦は、入厩から１０日あまりの競馬で「仕上がり切らなかった」とのことで５着もやむなし。シッカリ立て直した前走は逃げて４角では外から被せられ苦しい形に見えたが、直線に入るとそこから盛り返し後続を突き放して勝ちきった。「前走、ゲートの中でうるさかったので、今回は念のためゲート練習を積んだ。その間も乗り込んできて仕上がりはいいし、このクラスでも勝負になると思う」と師は期待を寄せていた。まだ「本格化した」との話は聞けなかったが、当クラスで好走を重ねている馬もあらずほかにイキのいい３歳は１頭のみという組み合わせなら十分勝負になると踏んだ。１１頭立てなら大外枠もそう不利にはならず、ここを勝って来年は更に飛躍の年にしたい。