こんなに人気薄でいいの？

◎ポールネイロン

優馬サイトのとっておき穴馬のコーナーと重複する内容になってしまうが、こちらでも改めて記載させていただく。

新馬戦で刻んだ前半３F３４秒４のラップは、翌日の古馬２勝クラスで逃げてペースを作ったオーマイガイのラップより０秒４速いペース。４角では後続が差を詰めにかかったが、意に介さず突き放して８馬身差の圧勝を収めて新馬勝ち。続くききょうSでも同じく逃げを打つ形。前半３Fこそ３４秒２と新馬戦と大きな差はなかったが、５Fの通過タイムは５７秒５。新馬戦の５８秒４より早いラップを刻みながら後続を凌いでのレコード勝ちだった。

別路線のファンタジーSもレコード決着のため時計的には目立たないかもしれないが、ラップを落とさずに運びながらも、苦しくなってからふらつくような若さはなく、自身のフォームを崩さずに粘り込んだところを見ると、生まれ持った心肺機能の高さは相当なものだろう。１６００ｍは初めてになるが、ここ２戦で見せたポテンシャルの高さから、問題なくこなせる公算の方が高いと見たい。

中９週と間隔は空いたが、ききょうSは一度使われた影響かテンションの高さが目についたため、一息入れられたことはプラスに出そう。気楽な立場で臨めるということは。それだけマークも甘くなるはず。ここまで人気がないのは信じ難いが、それならば、しっかり馬券で儲けさせていただこう。