どんな馬場でも割り引く必要なし。

　前回は同日の１勝クラスをコンマ８秒上回る時計だっただけでなく、翌日の稍重だった２勝クラスの時計もコンマ６秒上回る優秀なモノ。
　それだけでなく、２着に敗れたその前のレースでも前週の１勝クラスを１秒４、翌週の２勝クラスもコンマ１秒上回っており、ハイレベル戦であったことを証明。
　そして、そのレースでは最後に脚が上がって３着馬に交わされそうなシーンこそありましたが、上がりのラップは１１秒８〜１１秒５〜１１秒５でした。
　勝ち時計を上回っていた１勝、２勝クラスが、いずれもゴールでラップダウンしていたことを考えると、いかに価値が高く内容が濃かったかが分かります。
　今回は中２週と間隔は詰まってはいますが、馬なりとはいえ先週に坂路で併せ馬をこなし、今週は単走ではありましたが１Ｆ１２秒１と好調であることをアピール。
　昇級戦でもアッサリ突破するだけの素質はこれまで十分に示していますし、どんな馬場になっても割り引く必要はないと見ています。