久々の勝利

楽に先手を取って押し切り濃厚の手応えで勝負所を迎えた前走の◎トウショウリッジ。親交ある岩部騎手の久しぶりの勝利に期待が高まったが、直線の立ち上がりで大きく外へ膨れる若さを見せてしまいまさかの急ブレーキ。そこから立て直して前を追ったものの、さすがに挽回し切れず3着に終わってしまった。

『若さは攻め馬の段階からも感じていたが、まさかあそこで出てしまうとはね。あまりに手応えが良かったし、今思えば自分にも油断があったかもしれない。ただ、あの終盤で遊ぶだけの余力があったのは能力が高い証明でもある』と同騎手。続けて、『走路試験は何も問題なく合格。メンコなど、馬装も色々考えてみたが、何も着けないのが一番ノヒノビ走れているからね。ゲート裏までは集中力を高めるために装着する予定。今度は油断せずしっかり結果を出したい』と気を引き締め直す。

今度こそ。