様子が違う…

このレースが大阪杯の前哨戦としてこの時期に移行してから今年が７回目。開幕週に開催するレースとあってか、逃げ先行馬の好走が目立つような気がします。昨年はジャックドールがレコードタイムで走り切りましたからね。
とするとプログノーシスの脚質はちょっと不安。前走も上がり２位の馬よりも0.6秒以上速い上りで外から伸びてきましたが、さすがに後ろ過ぎ＆外回しすぎということもあり４着。「今回も差し損ねてしまうかも」と思いながら当初は予想をしていました。

しかしながら土曜日の競馬を観ていると、結構差しが決まっているのではというのが個人的な感想。「後ろからではノーチャンス」な馬場だと思っていたのですが、想定の馬場と違う…
ということで、この馬場ならプログノーシスの非凡な豪脚が届くのではないでしょうか。方針転換で本命視します。

プログノーシス×川田騎手とのコンビでは４戦４勝ですし、その川田騎手は中京リーディング（１回開催も含む）で他の追随を許さない21勝（３月11日現在）をマーク。連対率は脅威の65パーセント、３着内率は約73.3パーセントということで、軸としては文句なしの数値。

今回は大外枠ですが、包まれたりもまれにくいと考えれば悪くないのではないでしょうか。ここを勝って大阪杯でも観たいものです。

以下相手
ヤマニンサルバムは中京コース４戦４勝と抜群の相性。白富士Ｓからの参戦は昨年のジャックドール、一昨年のギベオンと同様ですからね。

マリアエレーナは３走前の小倉大賞典が圧勝。天皇賞・秋は不利もあったなかで大きく負けたわけでもありませんし、前走の愛知杯もこの馬には馬場が厳しいものだったということで見直しはできると思います。

フェーングロッテンは菊花賞以来だった中山金杯で逃げて３着。逃げたかったというわけではなく「結果的に逃げる形になった」という感じ。今回も積極的に逃げたい馬が見当たらないので同じような展開になるかも。