オークスへの架け橋

終了したトライアルの結果をふまえると、桜花賞はやはりリバティアイランドでしょうがないのか、という感も否めないが、その先のオークスはと考えると、まだまだこれから新星が生まれても不思議はない状況だ。

そんな期待も込めて、◎はパルティキュリエとした。

デビュー戦こそ早目に抜け出した勝ち馬を捉えられずの２着止まりだったが、その勝ち馬は続く特別の赤松賞でもハナ差の２着と好走。そして、同じ日の未勝利戦でペースの違いはあったとはいえ、赤松賞より３秒も速い時計で勝ち上がったのであれば、実質１勝クラスのここでも能力上位と見ていいはずだ。

デビューからの２戦はともにマイル戦だったが、桜花賞路線には目もくれずにこのレースを目標としてきたのも、距離が延びてこそという陣営の判断ゆえであり、快勝してオークス候補へ名乗りを上げるシーンが目に浮かぶ。