条件絞って自然と浮上

過去10年のこのレースは基本的に「前走1400or1600メートル戦」の馬のみが勝ち馬になっています。連対まで広げても、ほかの距離組は2000メートル戦だった馬が２頭いるだけというもの。しかしこれは今年、該当馬がいません。
なので今回は連対馬が０の前走1200メートル組をまず外して、予想を考えることに。

次に脚質面を見ると、中団組がやや優勢。これはおそらく逃げ馬や1200メートルが主戦場の速い馬たちが、前の方で頑張ってしまうためなどと推測します。

そして、キャリア・前走間隔ですが、極端なキャリアや年明け初戦が割引対象かなと。年明け初戦組は連対、３着でいえば結構来ているのですがどうも勝ちきれない点が気になるところ。元々賞金をある程度持っていて、ここはNHKマイルなどのたたき台と割り切った仕上げなのかも。今年の該当馬２頭はそんなに賞金面の余裕はない気がしますが…

ということで今回はペースセッティングに。

「逃げ馬じゃん！」と思うかもしれませんが、少なくとも1400メートル戦では逃げていないというのがポイント。
前走は逃げ先行大好物のムルザバエフ騎手騎乗、距離延長、少頭数ですんなりハナをとりきっていましたが、個人的には逃げなくても競馬はできる馬だと思います。同じ距離で行われた京王杯２歳Ｓでは差してきましたからね。

血統的にも母のジェットセッティングはＧ１の愛1000ギニー勝ち馬で父はイギリスの６ＦＧ１を勝っているショウケイシング。馬場が渋っていても力が出せそうな欧州系ですからね。

以下相手
カルロヴェローチェは前走立て直してきっちりと勝利。逃げ先行タイプなので対抗としましたが、祖母が名牝シーイズトウショウですからね。こちらが勝っても驚きはしません。
スーパーアグリは差し追い込みタイプ。前走はほぼほぼ直線では前が壁で追えていなかったような…本気で走れたら突き抜けるぐらい強いかもとは思いますが、今回は乗り替わりも少し気になります。しかし祖母がブルーメンブラッドですからね。

手広くBOXも使いつつ。