さらなる飛躍へ

レパードS２着馬のタイセイドレフォンほか、重賞競走で好走している馬も複数存在するが、それらを蹴散らしてウィルソンテソーロが新たなステージへ進むと見て中心視。

快進撃のきっかけはダートへの路線変更。しかし、ダートへ使う当週の想定では１２００ｍダートへ出走するとのことだった。最終的には相手関係を見て１８００ｍダートへ使う形になったのだが、そこで見せたパフォーマンスが圧巻だった。１分５１秒８の破格のく時計で他馬を相手にすることなく馬なりでの大差勝ち。優馬サイトのコラムでも取り上げているが、前日に行われたBSN賞の走破時計が１分５１秒５。ここを勝ったのは後にチャンピオンズCを勝利したジュンライトボルトであることから見ても、ダートへの適性・秘めた能力の高さを認識するには十分だろう。

そこからの連勝はいずれも危なげない内容で、まさに完勝と言えるものばかり。オープンの壁もあっさり突破して、次のステージへ。