初重賞挑戦も侮れない存在。

　前走こそスタートセンスの良さが目につきましたが、その前の２走では行く馬がいないのでジワッとハナに立つ形でした。
　人気勢に逃げ、先行タイプが揃う今回はハイペースが予想されるので、その集団を追走する形になりそうですが、厩舎のコメントにも書かれてある通り十分に対応するハズですし、それはデビュー戦で番手からスンナリ折り合えた内容を見ても一目瞭然です。
　そして過去の若竹賞で良馬場だった２０１６〜２０１９年と昨年の２２年、この平均タイムが１分４９秒５で、それを大きく上回っていたあのウインブライト（次走スプリングＳ勝ち）がマークした１６年１分４８秒３をも当馬は上回ってしまいました。ちなみに２０１９年の勝ち馬は先日の中山記念を勝ったヒシイグアスです。
　中７週となるこの中間ですが、直前の１Ｆ１１秒８を含めて３週連続１１秒台をマークと、入念な併せ馬を積んできました。
　過去最高レベルの若竹賞を勝って勢いが付いた今なら、初重賞となるこの舞台でも侮れない存在だと判断しました。