最終追いでスイッチONに…。

　前回に関してはテン乗りで折り合いを欠いた
ことが影響したのは誰の目にも明らかですが、その前のレースでは手の内に入れている池添騎手が上手く直線までエスコートしていたにも関わらず、ギアが上がりませんでした。
　直線半ばでシャネルマイスター、ヴェントヴォーチェに外から当てられて内へヨレるシーンこそありましたが、実はその直前で一瞬苦しくなって外へフラ付いていたことが分かりました。
　苦しくなった原因が池添騎手のいう通り、中２週のローテーションが影響したのか？それとも他でもいわれている右回りが影響したのか？
　前走が右回り、そして左回りだった昨年５月の京王杯S Cでもかなり折り合いを欠きながら勝ったことも踏まえると、可能性としてその２点ともに影響したと見るのがベターだと…、
　今回はその２つには当てはまらないですし、先週のウッドで池添騎手が乗り４Ｆ４７秒０〜３Ｆ３４秒４、今週に至っては前週よりはるかに外を回っていたにも関わらず、荻野助手が乗って４Ｆ５１秒９〜３Ｆ３５秒８と騎乗者、今週の手応えの方が明らかに引っ張り切りだったことも踏まえるとスイッチがONになっていることは十分に窺えました。
　当日は水を含んだ馬場になりそうですが稍重、重馬場での勝ち鞍もありますし「久しぶりに乗りましたが、更にパワーがつき過ぎて…」とコメントしている池添騎手が上手くエスコートできることを信じて見守りたいと思います。