勝機十分！

◎ローズバルサムのダート替わりを狙います。先に半兄リメイク（父ラニ）が挑戦するドバイゴールデンシャヒーンについて書いておきます。サウジから帰国後に新谷師にレースを振り返ってもらいました。勝ったエリートパワーと2着ガナイトはパドックで実際に見て「本場のダート馬はやはり違うね。馬体やオーラが凄くて、これはかなわないと初めてレース前に思ったよ」と言っていました。

今回は勝ち馬こそ不在ですが、アメリカから昨年のBCスプリント2着のシーズィーロケットや重賞を楽勝して臨むホプキンズ、地元からは連覇を狙うスイッツァランドが参戦するので壁は厚そうです。とはいえ、ハイペースで差し馬向きの流れになればチャンスはあると思います。もう1頭注目しているのはレモンポップです。日本でのレースを見ていると手応えほど追ってビュンと弾けていないように映るので「本質的にはスプリンター」という仮説を立てています。ここまで延べ17頭が出走して2着3回、4着3回ですが、過去最高の布陣なのでそろそろ日本馬の戴冠を見てみたいものです。

さて、ローズバルサムの母サリエルはダートの1200メートルで3勝、父ブラックタイドも代表産駒はキタサンブラックやフェーングロッテンなど芝のイメージですが、産駒全体ではダートの方が勝率は高くなっています。初ダートなのでもう少し外目の枠が理想でしたが、今村騎手騎乗で斤量の恩恵もあるのできっちり決めてくれることを期待しています。馬券の本線は単勝ですが、相手は絞りにくいので3連系は手広く流すことにします。