待望のタイトルへ

ドバイやサウジへの参戦が増えたことで、やや国内のG１戦線はメンバーこそ揃ってはいるものの、確たる軸馬は不在といった印象は否めない。

いかに自分の形に持ち込めるかが焦点、２度目の騎乗となる鞍上の手腕にも期待してジャックドールを本命視。

前走の香港カップではゲートの中やスタートで人馬のリズムでズレがあったのか、うまく決まらず。結局本来のパフォーマンスを発揮できず７着に終わったが、今回はしっかり対策を練って競馬に臨むはず。

昨年の大阪杯はレース当日に雨が降り馬場が緩くなった中で、速いラップを刻んだことで失速してしまったが、着差と展開面を考えれば５着とはいえ負けて強しといえる競馬。過去には５連勝で金鯱賞をレコード勝ちした実力馬、今回は天気予報を見る限り、恐らく降雨の心配はなさそう。

自ら主導権を握って運ぶタイプが少ないメンバー構成だけに、今回も昨年同様にハナは譲らないだろう。他馬が牽制しあい気分良く逃げる形にでもなれば逃げ切りの可能性は十分にありそうで、待望のタイトル奪取を期待。