ここにきて本格化！？

◎ヒシイグアスは　体質の弱さからか、なかなか順調に使えずにいたが、ハーツクライ産駒らしく７歳を迎えようやく本格化。今回は中山記念を叩いて中４週で使える。

トモのバランスの悪さは以前から陣営が言っていた通り。そういう万全の状態ではないなかで、一昨年の秋の天皇賞５着、昨年の大阪杯４着は、この馬の能力の高さの証明。昨年の大阪杯を叩いて臨んだ宝塚記念では２着と好走し調子を取り戻したように思えたが、その後に重度の熱中症で、またしても休養が長引いた。しかし、前走の中山記念で快勝。プラス体重でも太目感なく、８～９分くらいのデキにはあったと思う。

中４週でも日木・日木・日木と３回時計を出せている点がとても好感。それだけ前回からの回復も早かったということだろう。最終追い切りも半マイルで単走。これもとても好感。それだけ仕上がっており、負荷をかけなくてもいいということだろう。1800～2000メートルがベスト距離で、国内のＧ１のなかでは阪神内回り2000メートルという舞台が一番合う。亡きハーツクライも背中を押してくれよう…