Don't think! Feel!

不安定な空模様で馬場悪化は避けられそうにない状況。その上、今年の皐月賞は傑出馬不在の混戦メンバー。『速い馬が勝つ』といわれるように例年ペースも速くなりがちな皐月賞、逃げ候補が外目の枠を引いたことで今年も傾向通りペースが上がりそうで、馬場なども考慮するとかなりの消耗度合いとなりそう。確かな能力はもちろん、それを引き出す体力、そして混戦への対応力も必要となってくっるだろう。

連勝中の◎シャザーンは２戦目に重馬場を正攻法で抜け出し重馬場適性とそれをこなす体力を証明済み。控える形でも次元の違う末脚で突き抜けた前走からは高い身体能力と位置取りを問わない対応力の高さを示している。中山は初めてになるが、母が有馬記念で２着したクイーンズリングという下地ならば問題なく順応できそうだし、有資格馬が多い中、天候などの外的要素も加味した上で最も穴らしい穴がない存在に思えてくる。

大波乱だったホープフルＳ然り、朝日杯でめちゃめちゃ強く見えたドルチェモアがニュージーランドトロフィー辺りでころっと負けてしまうのが今年の３歳牡馬の勢力図。勝った負けたの常識的な物差しよりも、実レースを見た感覚に頼るのも今年は全然アリな予想の筋道だろう。

自身の直感と相馬眼を信じてみる。