相手探しの一戦！

◎スキルヴィングは2走前の未勝利の内容が衝撃でした。出遅れて道中は後方から運び、最後の直線は馬群を捌きながらラスト2ハロンは11.7-11.2と加速ラップでの勝利だったからです。まだ全体的に緩さが残っている影響なのかゲートに課題はありますが、今の段階で比較するのは時期尚早かも知れませんが、同じキタサンブラック産駒のイクイノックスを彷彿とさせる大物感があり、将来性はかなり高いと思います。

前走のゆりかもめ賞はレース史上最速タイムで同じ週の早春S（3勝クラス）を勝ったククナより0.6秒も速いものでした。3歳同士なら重賞はもとより、青葉賞の内容次第ではダービーでソールオリエンスを脅かす存在になる可能性を秘めています。3戦とも出遅れている点に一抹の不安は感じますが、馬券の軸としては信頼していいでしょう。

相手は過去10年で【6.7.8.68】で馬券圏内の約3分の２を占めている1勝クラスから先行できるタイプを選びました。〇は前走の勝ち時計が1週前の弥生賞と0.3秒差だったメイテソーロ。▲は馬券圏内6頭と最も相性のいい大寒桜賞を勝ったヨリマルとしました。2頭とも切れるタイプではないですが、先行して長くいい脚を使えるので今の東京コースは合いそうです。

以下、オークス馬ユーバーレーベンの全弟でコース替わりと枠も魅力のマイネルエンペラー、近走が案外でも重賞での好走歴があるハーツコンチェルト、3走前にスキルヴィングの2着した後の内容がいいサヴォーナ、弥生賞で最速の上がりをマークしているアームブランシュ、初戦のラスト3ハロンが11.8-11.2-11.2と優秀で良血のグランヴィノスまでを押えます。