小柄なディープ

ダノンゴーイチの素質上位は感じているが、アーリントンCを除外されて７カ月半振りの実戦、僅か一戦の圧勝で全幅の信頼を置くには値しない。どうせ人気なるのなら優る馬が要る可能性を追ってみたい。◎キタノブライドは東京２戦で４、２着だが、共に目を見張るほどの末脚を発揮しての敗戦。新馬戦は良血評判馬のテンペストと互角以上の脚を繰り出し、２戦目の２着もレース上がりを１、４秒も上回る豪脚を披露している。正に母父ディープインパクト譲りの末脚に思えるし、勝ったのは中山でも、デビューからの３戦を精査すれば東京がより良いのは言うまでもないだろう。そういえばディープインパクト産駒も小柄な方がより切れた印象が強く、この馬のこれまでと血統を考えると何かと合点がいく要素が多い。馬場の良い東京なら昇級に壁は感じられず、積極的に狙ってみたい。