若駒同士の争いには死角アリ

２年連続で１～３番人気での決着となっているレースでもあり、今年のメンバーからしても、同様の堅い決着になることも想定される。ただ、先週の朝日杯ＦＳが伏兵に掻っ攫われたように、２歳同士の戦いならば波乱の可能性も探りたい。

そこで狙うはアオイショー。新馬戦勝ち直後ということで、このメンバーに入っては狙いにくいが、その新馬戦が好内容。スローの前残り決着の中、ラスト３Ｆ11.7－11.9－11.9と前がバテない流れを中団からアッサリ差し切ってしまった。まだまだ粗削りな走りだが、直線で見せたフットワークにはキラリと光る素質を感じさせた。今の中山は余程のスローでもなければ外差しが利く馬場。希望の灯をこの馬に見出したい。

力的にはダノンザキッドとオーソクレースが抜けているという見立て。両者とも２戦連続で上がり３Ｆ最速をマークし、底を見せていない。ヨーホーレイクは馬体重の割にまだ線が細く素質先行型、ランドオブリバティは現状ではまだ切れ味不足に映る。馬券はその辺りを加味して組み立ててみた。