一度じゃまだまだ

皐月賞で本命にしたシャザーンは６着に終わった。１０００メートル通過が５８秒５の速い流れで、これまで６４秒程度のかなり遅い展開しか経験のないこの馬にとっては異次元ともいえるレースだったろう。それでも大外から見せ場を作れたのは収穫といえ、今回につながる走りはできたと思う。若葉Ｓのポツン追走、フットワークの大きい走りから、東京の２４００メートルは合うだろうし、陣営がダービーを最大目標に設定していたことも調教内容にしっかりと表れている。今一度いきたい。
相手は左回りではスムーズに走れるソールオリエンス、東京に特化して使われてきたスキルヴィングが有力候補。